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【完全攻略】照明計画で「失敗しない家」をつくる方法

ややイケメン

こんにちは、HOUSEⅢⅨのややイケメンです。

今回は、「照明計画完全攻略」というテーマで、具体的な設計の考え方から部屋ごとの実例まで、余すことなくご紹介していきます。

なぜ照明計画で悩むのか?

家づくり初心者が悩むポイントの一つが「照明」

「白?オレンジ?」
「ペンダント?ダウンライト?」
「多灯がいいって聞いたけど?」
——こんな疑問、ありませんか?
その理由はシンプルで、「照明の選び方に基準がないから」

ほとんどの人は初めて家を建てる素人。
判断基準がなければ、照明メーカーの提案通りに採用するしかない。
でも、それが本当に暮らしに合っているかは、わからないまま進んでしまうこともあります。

例えば、ダウンライト1つで1万円前後。
無駄に10個増えれば、10万円の出費。
だったら、その10万円で上質な椅子やソファを買った方が、満足度は上がるかもしれません。

「雰囲気が整う」照明計画のポイント

照明計画は“減らして正解”なケースも多い。

明るすぎず、足りなさすぎず、ちょうどいい空間をつくるためには、「何のためにその場所に光が必要か?」をしっかり考えることが大切です。

ここからは、僕が実際にやっている部屋別の照明計画を紹介します。

玄関ポーチ

● 設置例:人感センサー付きダウンライト or 壁付けブラケット1灯

→ 玄関は「明るさ」よりも「足元の安全」。ピンポンを押せばインターホンが照らしてくれるので、顔も見えます。

玄関ホール

● 設置例:ダウンライト1灯(1.5畳~3畳)

→ 靴を脱ぎ履きする程度なら1灯で十分。無駄に明るくする必要はありません。

リビング

● 設置例:間接照明+スタンドライト/ブラケットライト

→ 家族団らんやTV鑑賞中心。天井照明を無くし、やわらかな間接照明とスタンドライトで「ホテルライクな落ち着き」を演出。

ダイニング

● 設置例:ペンダントライト1〜2灯(テーブル上のみ)

→ 食卓だけを照らせばOK。周囲は自然に明るくなるので、余計なダウンライトは不要。

キッチン

● 設置例:ダウンライト2灯(天板・作業スペース)、背面収納にも追加照明

→ 調理中に手元が見えることが重要。レンジフードの照明+補助照明で機能的かつ十分。

洗面脱衣室

● 設置例:天井ダウンライト1灯

→ お化粧をする方には、洗面鏡横の縦型照明や女優ライトをプラス。用途に応じて調整。

浴室

→ 基本はユニットバスの照明でOK。注文住宅では必要に応じてご提案します。

寝室

● 設置例:なし/スタンドライトのみ

→ 寝る場所には基本的に明るさは不要。読書灯や間接照明で十分。海外では天井照明すらない寝室も一般的。

ウォークインクローゼット

● 設置例:2〜3畳→ダウンライト1〜2灯

→ 服が見える程度の明るさでOK。実用重視で。

子ども部屋

● 設置例:ダウンライト1~2灯(4.5畳)

→ 必要最小限で十分。学習はデスクライトで対応。将来的に調整できるようにしておくと◎。

廊下

● 設置例:1.8mおきにダウンライト1灯程度

→ 歩行の安全が確保できれば十分。最小限設計が基本。

色温度(白かオレンジか)はどう選ぶ?

照明は「雰囲気」づくりの要

白色(昼白色):集中したい場所(スタディコーナー・洗面・キッチン)

オレンジ(電球色):くつろぎたい場所(リビング・寝室・玄関)

用途と空間の役割に応じて、色温度を使い分けることがポイントです。

照明の量よりも「質」と「配置」。
空間の中にメリハリを作ることで、視線が流れ、落ち着きや高級感が生まれます。

照明計画が得意な会社は、施工事例を見ればわかります。
「なんか素敵だな」と感じたなら、それは照明計画の勝利です。
外観・インテリア・照明、それぞれが調和している会社を選ぶのがおすすめです。

〈まとめ 〉照明は「少なく、美しく」

家中すべてを明るくする必要はありません。

むしろ「必要なところだけ照らす」方が美しく、コストも抑えられ、暮らしやすい家になります。

照明は“感覚”ではなく“計画”です。
プロと一緒に暮らしをイメージしながら、必要な光を必要なだけ配置しましょう。

もし照明計画に不安がある方は、お気軽にLINEからご相談ください。

相談会では、実際の事例写真や照明器具の違いなども交えてご説明しています。

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